深刻な症状を引き起こしやすい双極性障害は早めに診察しよう

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オンとオフの激しい病気

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うつ病と誤診されやすい

双極性障害はうつ病と診断され、うつ病の治療法で治していかれることがあるといわれています。なぜそのような誤診が出てくることがあるのかといいますと、うつ病と似たような症状が現れることからうつ病と診断されてしまうケースがあるのです。実際には双極性障害とうつ病は違う病気で、治療法も変わってきます。うつ病の場合は処方される薬は抗うつ薬が主とされていますが、双極性障害の場合は処方される薬も変わり、主に気分調整薬が処方されるといわれています。双極性障害とは興奮した状態と落ち込む状態の差が激しく、オンとオフがはっきりと出てくる症状が特徴です。ある時は高揚した気分となり、テンションが異常に高く、口数も多く人の話を聞かないほどしゃべってしまうことがあります。しかしある時になると非常に落ち込んでしまい、涙もろくなり、自分はいらない存在だと常にマイナスな考えを持ったりつぶやくようなうつ的な症状が現れてきます。しかもはじめに現れてくる症状がうつ病のような症状なので、それが誤診となる原因といわれています。なぜ発病するのかはっきりとした原因はまだ解明されていないといわれていますが、ストレスや環境の変化、そのほか遺伝的なものも原因ではないかと考えられています。もしうつ病と診断され、抗うつ薬を処方されても双極性障害となってしまっていれば治療を行なうことは厳しいため、治療を行なわれてもなかなか改善される見込みを感じてこない場合は医師に相談し、はっきりと自分自身に現れてくる症状を伝えることが必要です。

改善に向けての方法

双極性障害を含め精神病の治療法は、まだ薬物療法が主な方法となっています。しかし最近では、カウンセリングを行ないながら心理療法を取り入れて治療する方法も導入されてくるようになってきています。主な心理療法では、家族療法、認知行動療法、心理教育など思考の転換を鍛えていくための療法が徐々に広がりつつあります。医師に診てもらい治療を行ないながら、精神を安定させるために思考能力を鍛えることができる心理療法を取り入れていくと再発の防止につながるといわれており、欧米やオーストラリアなどではそれらの療法をすでに行なわれています。日本では心理療法を取り入れている病院はまだまだ少ないといわれていますが、しっかりと治していきたいと考えるのであれば、心理療法を行なっているかどうか問い合わせたりインターネットなどで導入されている病院を探してみると良いかもしれません。そして自宅でも生活習慣を改善させていくことも重要です。双極性障害となってしまっている人は生活習慣が乱れていることもあり、その状態はうつ病になっている人よりひどいということもあるといいます。たとえば双極性障害の多くが喫煙者といわれており、その本数も他の人より多いといわれています。そのほかアルコールに依存している人も多くいるといわれ、脳に影響を与えてしまっていることもあるのです。そして生活のリズムが崩れ、不眠となっている人も多くいます。それらの生活習慣を改善させることも、脳を回復させる改善法の1つとなるといいます。